小さな本棚

20代。このままで終わりたくない私は今日も本を読む。

名探偵の掟

名探偵•天下一大五郎が12の難事件に挑む話。事件を解決することがメインというより、天下一と警部の大川原番三が小説の登場人物として頑張る姿が面白い小説です。
 
説明が難しいのですが、2人とも小説の登場人物として存在していることを認識していて、警部は探偵より先に真犯人を見つけないように気をつけたり、2人でこっそりトリックに不満を言い合ったりします。
 
小説の裏側に世界があったらこんな感じなのかな〜と所々で「ぷぷっ」と笑ってしまいました。
 
探偵ものなどを読むと、よくこんなに周りで事件が起きるよなぁとツッコミを入れてしまいますが、主人公からしたら『どうせ読者はこんなに事件が起きるなんておかしいと思って笑ってんだろ…俺だってそう思ってるよ!』って小説の裏側で言ってるのかも…と思いました。