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言ってはいけない 残酷すぎる真実

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)


「最初に断っておくが、これは不愉快な本だ。だから、気分よく一日を終わりたいひとは読むのをやめたほうがいい。」

ページを開くと、この文章から始まります。これを読んで即買いしてしまいました。

様々なデータをもとに、
遺伝や美貌格差について、子育ては子供の成長に関係ないことなどについて書かれていました。

うーん?と疑問を持つ部分もあれば、なるほどーと腑に落ちる部分もあり、私はそんなに不愉快な気持ちにはなりませんでした。
ただ、人によっては不愉快に感じる人もいそうだ…と思いました。

女性が男性と異なる職業選択をしていたときには、女性は男性より幸福度が高かったが、社会進出が進んだことで人生の満足度が男性と同じレベルまで下がってしまった…というデータがあるそうです。
なぜか?については色々な説明があるのでここでは省きますが、平等とはなにか、幸福とは何かについて考えさせられました。



あと、面白いなーと思ったのは、ヒトの本性は一夫一妻制や一夫多妻制ではなく、ボノボと同じ乱婚ではないか、という説。
否定しようとすると、さらなる問いが現れて、乱婚以上に説得力のある説明がなかなか出てこないのは確かだなぁ…とぐるぐると考えてしまいました。